春。それは雪解けの季節。
気温は暖かく、冬の重も解けて解放感に満たされる。
そして解放されるのは花粉症の人の鼻も同じ。花粉を感じて栓はゆるみ、次から次へと鼻水があふれ出す。
当時は私も花粉に悩まされ、冬の寒さから解放されたと思ったら次は花粉が始まり、およそ11月~5月までのおよそ半年は季節的な苦難に悩まされていました。(11月~2月までは単に寒いだけw)
しかし今は、そんな悩みからは解放されて、暖かな春をただただ待ちわびるという幸福な状態に至ります。
花粉症は一度なったら治らない。
当時の私はそう思っていたのですが、現に私は治っています。「治っている」という表現を嫌う方に配慮とするならば、「全く症状が出ていない」、という状態でしょうか。
そんな私の体験談を、現在花粉症にお悩みの方々にぜひ知ってほしいと思い、本記事を執筆します。皆様のお悩みを少しでも解消できますように。
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花粉症当時の症状
あれは私が20代半ば~後半の春。それは突然のことでした。
寝起きから鼻~喉にかけて痒みが襲います。もはやその痒みで目が覚めるレベルで。「なんや、ハウスダストか?」なんて思いつつ会社に車で出勤。
その道中、クシャミと鼻水が止まらない。車中にあるティッシュで鼻をかむもそれは止まることはなく、鼻周りの皮は剥け、赤くなってヒリヒリ。
私の場合は目の痒みもあり、春の間は目周り・鼻周りが常に赤い状態が続いていました。
「花粉症である」という確証を得るため、近所の内科で実施されていたのアレルギー検査を受診。
39種類のアレルギー項目の中から、1番によもぎ、2番にスギのアレルギーレベルが高く、「やはり花粉症ですね」との診断で諸々の薬を処方されました。
薬を飲めば症状はいくらか落ち着きましたが、今度は「薬が切れそうになったらまたもらいに行かなきゃ」と、別の不安に襲われることになります。
薬を飲み続けること自体面倒だし、薬漬けの生活?になることにも不安を感じるし、「こんなこと、一生続けなきゃいけないわけ?」と、この頃から半ばキレ気味に花粉症について調べ始めます。
花粉症になる原因
花粉症にある原因は様々に考えられるようですが、よく話題になるのは「スギの木多すぎ問題」でしょうか。
花粉症は、1970年代まではそこまで多くなかったようですが、それ以降から急速に患者数が増えているようです。その原因と思しき1つに、スギの木増えすぎ問題があると言われています。
日本中に杉の木が増えると、必然的に体内に花粉を取り込む機会・量が増えます。
これが積み重なると、くしゃみや鼻水となってアレルギー反応が現れるわけです。
杉の木が増えた原因については、こちらの記事を引用します。
日本でこれだけのスギ花粉症患者が増加した理由には、戦後の歴史が背景にあります。焼け野原になった日本の復興のために、日本各地でスギが大量に植栽されました。そして、花粉を多く産出する樹齢30年ほどのスギの木が1960年代には各地で増え、1970年代にスギ花粉症が急速に増加した、というわけです。
ちなみに、「ほんなら日本人以外は花粉症ならへんの?」という疑問にはこちらの記事が参考になりました。
このスギ多すぎ問題に関して国は、花粉の少ないスギや花粉を出さないスギの苗木への植え替えを進めているようですが、今生きている我々がこの効果を実感できるのは一体いつ頃になるのでしょうね。
その他、睡眠不足問題、遺伝問題など様々なようですが、今回は原因にスポットを当てる記事ではないので省きます。興味のある方はぜひ調べてみてください。
蜂蜜生活を決めたきっかけ
少し話は逸れますが、漢方の世界には「糖質の過剰摂取はアレルギーを引き起こす」という考えがあります。精製された糖は血糖値を乱し、アレルギーを発症・悪化させるというもので、花粉症も例外ではありません。
砂糖自体が良くないことは、花粉症を発症する前からなんとなくわかってはいたのですが、
それでも甘いものって美味しいよね。
蜂蜜とか羅漢果とか、高いしね。
と、なんとなくやり過ごしていました。
そんな時、実家の母が「蜂蜜の酵素」なる粉末を購入し、それが花粉症に効く(母も花粉症)という話を聞く。ローヤルゼリーのなんちゃら〜だったかな?
しかしこれがお値段が凄くて、1箱20〜包入りで5000円以上したんかな?(うろ覚え)
しかも美味しくないらしい。
薬を飲まずに花粉症の症状が緩和されるのは魅力的だが、コスパ悪いなぁ、と頭を悩ませるコスパの鬼・ワイ。
そこでたどり着いたのが市販の普通の蜂蜜。
酵素の凝縮ではなくても、そもそも蜂蜜の栄養価って高いらしいし、砂糖の代用で使ってて花粉症の症状が良くなるんだったらそれに越したことはないのでは?
花粉症改善以外にも、美味しくて体にも良いなら万々歳。一石4鳥ぐらいお得やん。
そうして現在に至ります。
ちなみに母は買い続けられなくて未だに花粉に悩まされている。
甘味は全て蜂蜜!菓子類は一部制限
その日から、砂糖(主に白)を悪者と仮定して、合言葉「甘味は蜂蜜」生活をスタート。
ヨーグルトもホットケーキもおかず料理も、甘味が必要なシーンでは全て蜂蜜を採用しました。
とはいえ、さすがに市販の調味料・菓子などはコントロールできませんので、あくまで自分で作るものの範囲内までを蜂蜜で賄います。一般的な生活に支障をきたさない程度に。
甘味を蜂蜜にすることに加え、菓子類の種類を一部制限しました。
砂糖(白砂糖)の使用を制限するなら、それが含まれる市販の菓子類も制限するのが妥当と判断。それでもやっぱり甘いお菓子を食べたくなった時は、できるだけ砂糖の含有量が少なそうなものにします。
自分で作った時期もありましたが、面倒だし美味しくない(笑)のでやめました。
蜂蜜の種類
ぶっちゃけなんでも良いです。
私はそこまで意識高い系ではないので、スーパーに売っていた中国産1kg600円ぐらいの爆安蜂蜜をつかっていました。
唯一気を付けたポイントとしては、混ぜ物ではない点です。
当然と言えば当然ですけどね。
蜂蜜として売られているものの中には、原材料を確認すると、ブドウ糖、水あめ、糖蜜などの人工物が加えられているものがあります。
表記されていないものまで疑うのはキリがないので、表記があるものだけでも確認して判断するようにしたら良いと思います。
蜂蜜生活で美味しく花粉症改善
お金をかけず、病院に通うこともない。もちろん薬にも頼らずに花粉症改善ができたお話でした。この方法、即効性はないと言われていますが、私の実感としては対策を始めて翌年には症状がなくなっていた感じです。
大した労力も必要ないので、お悩みの方は試す価値アリです。
健康に良いからと言っても、食べ過ぎにはご注意ですよ〜