実はここ最近、コロナウイルスに罹患しました。
2019年からコロナが流行り始めて約5年ほど経ちますが、コロナに罹ったのは今回が初めて。
流行りの遅れてノーワクチンでコロナ罹患した患者は、どんな症状に見舞われたのでしょうか。備忘録と、コロナの症状共有のために、詳細を書いていこうと思います。
初期症状
その日の昼頃、鼻水とくしゃみをすることが多いことに気がつく。「花粉症の季節か…?花粉症は克服したはずなのに、最近は油断してたか。」とさして気にも止めずに過ごす。
夕方頃、喉の違和感に不安を覚えるも、「また風邪か」程度に軽んじる。
発熱
同日夜9時頃、こたつのうたた寝から目覚めた際、倦怠感と悪寒に「まさか…」と思い体温を測ると、37.3度。微熱…と思ったのも束の間、ほんの1時間程度で38.5度にまで到達。
時間の経過とともに、倦怠感と悪寒に加え関節痛や頭痛に襲われる。ひとまず手持ちの風邪薬と頓服を服用するも、これは手に負えないと踏んで翌日病院にかかることを決意する。
インコロ検査はやっぱめちゃ痛い
翌朝、発熱で受診する旨を病院に行く前に電話で伝えたところ、簡単な症状の聞き取りと駐車場の車内で待つように指示される。
駐車場に着いて電話で連絡すると、防護服を着た看護師が検査のための鼻に挿す綿棒?を持ってやってきた。
「私がやりますか?それともご自身でやられますか?」と聞かれて動揺。
え?自分でやるとかいう選択肢があるの?自分でやっても鼻血出ちゃうかも知れないし、痛くなくやってもちゃんと取れてないかもしれないので、痛いのを覚悟して看護師さんにやっていただくことに。
「ではそのまま、前を向いていてください」と言うと看護師は後ろ座席の方に周り、後ろのドアから手を回して後ろから綿棒を両鼻にぶっ刺した。相変わらずめっちゃ痛い。刺すように、痺れるくらい痛い。しかし全然鼻血出ないの本当に不思議。
「検査結果を電話でご連絡しますので、こちらでこのままお待ちください」と言われたのでそのまま車内で待機することに。
コロナ陽性が発覚
車内で待っていると電話で連絡があり、検査の結果が伝えられる。
「インコロ検査の結果、インフルの反応は無かったのですが、コロナの方で陽性反応が出てます」と。
まさか私が…と、人は容易に思い込む生き物で、私も例に漏れず驚き。さすがに流行から数年も経って生きて戻れることはわかっているので、心配はそこまでありません。
処方は葛根湯のみ
はてさてどんな治療がなされるのかと思ったのですが、「コロナの薬は65歳以上でないと処方できない。対処療法となりますので、葛根湯を5日分処方します。」とのこと。
加えて、「カロナールなどの頓服は使用しないこと。コロナは熱を下げると長引くので、寝苦しいなどあるとは思いますが、温かくしてたくさん汗をかいてください。」と。
この時、最大で39.5度までの発熱を体験していたので、もしこれ以上の高熱が出ても…?と若干の不安がありましたが、葛根湯を飲み始めてからは徐々に体温は下がっていきました。
風邪の諸症状と味覚障害
3日目から熱は36.5〜36.8度辺りで安定。
この辺りから、鼻水鼻詰まり、咽頭痛、時々頭痛と、風邪の諸症状のオンパレード。酷い鼻詰まりのせいで、風味・味覚の感度が鈍くなってしまいました。
1〜2日目時点では、「コロナって味覚障害出るって聞いてたけど、全然そんな感じないな」と思っていたけど、まさか時差があるとは聞いておらなんだ。
味覚・嗅覚障害が一番しんどい
鼻水・鼻詰まりは発症から2〜3日で自覚しなくなりましたが、嗅覚・味覚障害は1週間ほど持続。
徐々に回復へと向かいましたが、完治して振り返って見ると、味覚・嗅覚障害を発症した頃が1番辛かったです。
発熱した頃は確かにゾクゾク、フラフラでしたが、食欲は普通にありましたし、ご飯を食べればそれは美味しかったし。
治るまでは「いつまで続くの…?」と不安に駆られました。
吐き気・腹部の違和感で病院
コロナ発症から5日程度経った頃、吐き気とお腹の違和感に食欲が減退。2日経っても治らないので病院を受診し、因果関係は不明だが、コロナにかかっていたことも合わせて説明。
「コロナにかかっていたことによる胃腸不良かも」ということで、ビオスリーと漢方の五苓散料を5日分出され、おかげさまで徐々に良くなりました。
「放っておいても1週間もすれば元に戻ると思うけど…」と言われましたが、鼻詰まり・味覚嗅覚障害を患いながら胃腸不良も我慢するのは満身創痍すぎて無理。
以上が、コロナ発症〜完治までの流れでした。
ワクチン接種された方、接種せずにコロナにかかった方、皆様の症状と比べてどうでしたか?現在コロナになって不安な方、ワクチン未接種者のコロナの症状に興味のある方の助けとなりましたら幸いです。