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【矯正日記 #02】歯列矯正前の検査で側切歯の先天性欠如が発覚

前回の記事で、歯列矯正の懸念点を列挙し、マウスピース矯正を優先的に探すことを宣言。

今回はその後クリニックに行って発覚した事実と、それに対処する各院の方法が判明しましたのでご紹介します。

 

複数のクリニックで検査と見積もり依頼

歯医者

まずは歯の状態確認と、費用の見積もりを全部で3つのクリニックでしていただいた。

ちなみに当方は中国地方のほどほどの田舎に住んでいるので、都市部の大きなクリニックや、最新設備・技術を備えたクリニックなどは想像しないでいただきたい。あったとしてもかなり少ないだろう。各所、「地元の小さな歯医者さん」といった感じです。

実施となれば長期で複数回通うことを想定し、全て近所でチョイスしました。

歯の状態

各院の結果の前に、私の歯の状態を説明すると、崩れ具合としては中程度くらい。
前歯が逆ハの字のような出っ歯で、いくつか捻じれて生えている歯があるという。

そして最大の懸念点が発覚したのだが、私の上顎右の2番目の歯が乳歯のままであることがわかった。この部分を「側切歯」といい、また大人の歯が生えてこない状態を「先天性欠損歯」というので、今後はこの単語を使うことにする。

※口元画像注意報!!
小さい画像を拡大したので粗いですが、逆ハの字は↓こんな感じ。その前歯の横にある小さい歯が、乳歯の側切歯です。

乳歯が側切歯

 

確かに、日々生活している中で妙だとは思っていた。
例えば房?のとうもろこしを食べたとき、房の固い部分に当たった右側切歯が「ゴリッ」と鈍く歯茎に響いて怖い思いをしたり、パンをかじる時に側切歯の部分がグラッと揺れたような違和感があったり、「この歯、いつか抜けるんでは…」と冷や冷やしながら生活していたが、まさか乳歯のままだったとは。

先天性欠損歯の多くは成長の過程で抜け落ち、大人の歯が生えてこないままその隙間を埋めるように他の歯が並んでいくことが多いらしいのだが、私の場合は左右の歯がうまいこと乳歯を挟んだ結果奇跡的に生き残っているというのが全クリニックの見解であった。

そしてもしこのまま矯正治療を始めた場合、歯が動く過程でこの乳歯が抜け落ちる可能性があり、このことを視野に入れて矯正を行う必要に迫られる。

各所の費用と治療方針

1つ目

最初は私が健診等でお世話になっている歯医者(歯列矯正も扱っていたことをこのとき再認識した)。

ホームページにはマウスピース矯正も扱っているとの表記があり、日頃から通って慣れているし、いつも口調が優しい男性の先生と、キビキビ動く女性スタッフ(歯科助手、歯科衛生士)さんの様子も人柄もわかっているので、ここに決まれば不安もなし。

そして出された結果は以下の通り。

  • 費用:60万~(検診都度費用発生)
  • 方法:表側ブラケット矯正
  • 抜歯:有(両側切歯)

マウスピースは一応取り扱ってはいるのですが、私の歯並びはマウスピースでは対応できず、ぐらぐらの右側切歯に合わせて反対の側切歯2つを抜歯して隙間を作り、ブラケットであれば対応可能との説明を受けた。ちなみに、本来の矯正では何事もなければ4番目or5番目を抜歯するのがベターらしい。

2つ目

2つ目は私が住むエリアでチェーン?でクリニックが点在するそこそこ大きいと思しき歯科医院。かかりつけになれば、都合によって違う場所の院でも対応してくれるメリットがあったので候補に入れた。

  • 費用:70万~(検診費込)
  • 方法:表側・裏側ブラケット矯正
  • 抜歯:有(両側切歯)

この院でも、1つ目のクリニックと同様のことを言われました。1つ異なる点としては、この院では裏側矯正に対応しており、見た目が気になる患者にも高い技術を持って対応しているとのこと。

しかし全顎裏側矯正とした場合の費用は約130万円。上だけ裏側矯正・下だけ表側矯正にした場合でも110万円程度。痛みを伴いつつこの高価格…。しかし見栄えは悪くなさそうなので、このバランスをどう考えるか。

3つ目

最後の3つ目は最近近所にできた小綺麗な歯医者。googleの口コミは良好(怪

ホームページではマウスピース矯正を主に扱い、サブ的にワイヤー矯正を使用するような書き方でした。

  • 費用:80万〜(検診費込)
  • 方法:マウスピース矯正
  • 抜歯:無し

なんと初・マウスピース対応初・抜歯なしの治療で可能であるとの説明を受けた。
奥歯から少しずつ奥に移動したり、向きを整えることでスペースの確保ができる見込みとのこと。

もし乳歯の側切歯が脱落した場合は、ダイレクトボンディングで歯を作成。側切歯は前歯や奥歯と違い、そこまで強い衝撃を受けることはないとの考えから、インプラントのように埋め込む必要性はないとの考えだそう。仮にインプラントをするとしても、歯茎の面積が狭いので高い技術と費用が必要になるのだとか。

以上、各クリニックの見積もりと簡単な治療計画が出揃いました。
こう見ると、私としては最後のクリニックが非常に魅力的です。

次回はどのクリニックに決定するのか、各クリニックの気になる点、決めるまでに考えたことをまとめます。