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【矯正日記 #16】マウスピースの前歯裏に突起出現!過蓋咬合を矯正するバイトランプ

19枚目のマウスピースに進んだのですが、上の前歯2本の裏に突起みたいなのがついています。

てっきり「次は前歯の裏にアタッチメントがつくのか」と思っていたのですが、実はこれはバイトランプと言って、過蓋咬合を矯正するために必要な突起とのこと。

 

バイトランプとは

バイトランプ

バイトランプは、インビザラインなどのマウスピース矯正の際に使用される歯を支える突起です。

マウスピースの舌側に配置されており、下顎の歯がマウスピースと干渉することで歯を過剰に食いしばるのを防ぎ、歯並びの改善を促進することが目的です。前歯の裏側なので、審美的な面での影響がありません。

インビザライン矯正におけるバイトランプは、主に過蓋咬合ディープバイトを矯正する目的で採用されます。

過蓋咬合とは

理想的な歯並びでは、噛んだ時に上の前歯で下の前歯が2ミリほど隠れるくらいが正常の噛み合わせとされますが、過蓋咬合ディープバイトは噛み合わせが深くて下の前歯全体が上の前歯で隠れている状態を指します。

れっきとした不正咬合のひとつなのですが、出っ歯や叢生のように見た目でわかりやすいものではないため、自分が過蓋咬合と気がつかない人も多いようです。

現に私も、出っ歯で歯並びが悪いのはわかっていましたが、過蓋咬合であるとは指摘されるまで思いもしませんでした。

過蓋咬合を放置すると顎関節症を引き起こしやすくなったり、奥歯の歯が不具合を起こしやすくなったりと、知られない割に案外デメリットも多い

多分、私の顎関節症もこれが原因だったんじゃないかと予測しています。
左側の顎がよくカクカクしていたのですが、19枚目時点のマウスピースでは左前歯のバイトランプの方が厚く大きい。恐らく左側の方が深く噛んでいたのではないかと思われる。

感触・舌触り

思ったより違和感が凄い。

口を閉じていても舌先がバイトランプ部分に当たる。気になるから口を閉じた状態で下の歯で噛み噛みしたり、舌先でぺろぺろしてしまう。ただ噛み噛みすると上前歯を下に引っ張る形になるので若干痛い。

アタッチメント部分のように、慣れれば問題ないのかもしれませんが、噛み噛みしすぎてバイトランプ部分がケバケバになったときは痛みを感じるかも。

なんなら着けて初日は舌先が口内炎みたいになっちゃった。

滑舌

歯列矯正を始めて久しぶりにこの問題に直面。

喋る時にバイトランプ部分が舌先に当たることで、滑舌が悪くなりました。「さ行」や「ら行」が発音しづらい。ら行は慣れの問題かと思いますが、さ行はどうだろう。

空気の抜ける音が普段より強くて、勢い余って「しゃ」「しゅ」とかになっちゃいそうになる。

上顎左5番の捻転歯は…

前回の記事で、上顎左5番の捻転歯が追いついてないかも、という話をしたのですが、今回の19番目時点でかなり追いついてない感じがする。

20枚目になって開きが縮まらないようなら、歯医者に連絡してみようかな。