アイメイクをアップデートしたいが、最新コスメを買って失敗するのは怖い。自分に似合うカラーがわからない。そんな臆病な貧乏人を助けてくれる100均コスメ。
前回は下写真中央のダイソーの&.(アンドット)のアイカラーペンシル(コーラルピンク)の記事を書きましたが、今回は画像内右の&.(アンドット)のアイシャドウパレット(ピンクモーブ)について執筆します。
&.アイシャドウ ピンクモーブ
&.アイシャドウパレットは、2023年9月に発売されたアイシャドウパレット。
カラーは、02a ピンクモーヴ:上品なピンクモーヴカラー、02b ベージュブラウン:ナチュラルなベージュブラウンカラー、02c オレンジブラウン:ヘルシーなオレンジブラウンカラーの全3色展開。
しっとりとした粉質でまぶたに密着。微細なラメ入りで、ベーシックな色味でも華やかさがプラスします。パレットはグラデーションが作れる4色構成。
私が店頭に行ったときはピンクモーブとオレンジブラウンしかなくて、ブルベの私はひとまず安定のピンクモーブを選択。しかしオレンジブラウンも可愛い色味だったので興味はある。
成分
タルク、ジメチコン、パルミチン酸エチルヘキシル、コーンスターチ、ステアリン酸Mg、ケイ酸(Na/K/Al)、トリメリト酸トリトリデシル、アルガニアスピノサ核油、シリカ、メタクリル酸メチルクロスポリマー、PEG-10ジメチコン、ポリイソブテン、ミネラルオイル、(エチレン/プロピレン/スチレン)コポリマー、(ブチレン/エチレン/スチレン)コポリマー、フェノキシエタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、〔+/-〕マイカ、合成フルオロフロゴパイト、ホウケイ酸(Ca/ Al)、酸化チタン、酸化スズ、酸化鉄、赤201、赤202、黄4、グンジョウ、マンガンバイオレット
アルガニアスピノサ核油は前回紹介した&.アイカラーペンシルと同様に、皮膚コンディショニング剤として配合。
発色剤はコチニールなどの自然着色料ではなく、人工着色料が採用されています。
パッケージ
明るいグレーにクリアの蓋。蓋の左下には白文字で「&.EYE SHADOW」のロゴが。
以前紹介したリラクシーアイシャドウと比較するとおとなしめのデザイン。
リラクシーアイシャドウは凹凸多めに施されたブラックの高級感のあるケースでしたが、なんかもうこのぐらいの年齢になるとこういうデザインの方が結構落ち着いたりもする。凹凸少ないので薄くてコンパクトで持ち運びやすいし。
初めてアイシャドウに挑戦される方、プチプラでデイリーに使えるアイシャドウをお探しの方にはぴったりかも。
マルチ使い可能な色味
パレット全体は女性らしい色合いで、全体的に発色良好。そして驚くべきは使い勝手の良さ。
右上のピンクはややラメがありますが、チークとしても使用可能。きちんと発色しつつもほんのり上気したように仕上がるので、チークが似合わない私でも使いやすい。
左下のオレンジはマットで、髪色明るい人はアイブロウにも使えそう。使う部分や使い方次第ではシェーディングとして塗っても良い。
そして左上のホワイト(薄いベージュ?)はまぶた全体に乗せる以外にも、ハイライトとして仕込んでもGood。
私は普段セザンヌのパールグロウハイライト01番を使っているのですが、最近は「ハイライト塗りました感」が少々気になっていました(違いのわかる女になってきたということだな)。
しかしこのホワイトは控えめにさりげなく仕込むことができ、元から光を反射しているかのように発色しました。
右下のピンクブラウンは目元の締め色。付属のブラシで目尻にオンしてフィニッシュです。キラキラ輝く細かなラメが入っていますが、派手すぎずに上品な印象を与えてくれます。
上記の使い方はあくまでも一例ですが、アイシャドウ以外に様々な使い道を見出すことができました。旅行などではこれ1つ持っていけば、身軽にカラーメイクを楽しむことができるでしょう。
持ち
色持ちも良好で、8時間程度の使用で色落ちやヨレはほとんど無し。プチプラで私もお世話になっているセザンヌと同じくらいの耐久力と思われます。
ハイライトやチークとして鼻や頬などに使ってもしっかり発色していたので、これは100円以上のポテンシャルを秘めていると言っても過言ではないでしょう。
リピ確定
前回の&.アイカラーペンシルはリピ無しの結果となりましたが、こちらのアイシャドウはリピ決定。
小さい上に色んなアイテムに代用できて、旅行で大活躍する予感。
またラメが少なめで日常使いしやすいし、組み合わせ次第でお出かけメイクもこなせそうなので出番が多そう。
私はついわかりやすくキラキラで華やかなメイク用品に目が移ってしまうのですが、社会人になったら1年のほとんどはデイリーメイクなので、結局こういうアイシャドウが一番使い勝手が良いと痛感しました。
高いブランドでデイリーメイク用品を買うのに抵抗がある方などは、100均メイクを活用することで浮いたお金で心置きなくブランドメイクを楽しめるでしょうし、気軽に使えることで今回のように思わぬ発見があったりするかも?